安倍元首相銃撃犯の怨恨の根、岸信介の統一教会接近とは──祖父の冷戦戦略の副作用に殺されたのか

安倍元首相は本当に統一教会と関係が深いのだろうか

安倍元首相が銃撃され、命を落とした。参議院議員選挙の最中でもあり、この出来事は世界にも衝撃を与えた。

容疑者は元自衛官で、統一教会(現在は、世界平和統一家庭連合を名乗る)に恨みを抱いての犯行だという。容疑者の母親は統一教会の信者で、教団に金を注ぎ込み、家庭は崩壊した。そうしたことがあったために、容疑者は、安倍元首相が統一教会とつながりが深いと考え、それで犯行に及んだというのである。

 

安倍元首相は本当に統一教会と関係が深いのだろうか。

安倍元首相が昨年、統一教会の関連団体の集会に、現在の教団トップである韓鶴子総裁を讃えるメッセージを寄せたことは事実で、容疑者は、それを知って、安倍元首相が統一教会の信仰を広めることに貢献していると考えたようだ。

岸信介(左)とアイゼンハワー米大統領  by Gettyimages

さらに容疑者は、安倍元首相の祖父にあたり、首相もつとめた岸信介氏が日本に統一教会の信仰を入れたと考えており、それも犯行の動機になったようだ。

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