2022.07.16

25歳男性が「普通の結婚」ではなく「契約結婚」をした理由

若者の結婚観と制度のズレ

突然だが、2020年に結婚した筆者は、今年で結婚生活2年目を迎えている。

大学時代に友人だった女性と意気投合し、そのまま交際。交際するなかで価値観や結婚観が合うと感じるようになり、一結婚に至った。

こう書けば、いわゆる「普通の夫婦」に見えるだろう。逆に、マッチングアプリを通じた婚活が当たり前になった昨今では、もともと友人だった者同士の結婚はむしろ「古風」といえるかもしれない。

しかし、私たちの結婚は「普通の結婚」とは少々異なる。

私たちの結婚というのは結婚前に夫婦で「婚前契約」を交わしたうえで結婚する「契約結婚」だからだ。

[Photo] iStock
 

「普通の結婚」と何が違う?

契約結婚と普通の結婚は何が違うのか。

実は、普通の結婚もある意味では「契約」とみなすことができる。婚姻届けを提出した時点で数々の独身者にはない権利や法的な制限がもたらされ、一種の契約がなされる。

ポイントは、その「契約」の中身というのが国の決めたものになっているということだ。

対して、筆者が経験した契約結婚は、普通の結婚に自分たちで決めた「条件」を付け加える「オプション」のようなイメージだ。

例えるなら、普通の結婚は自動車メーカーで購入する純正仕様の新車、契約結婚は同じ車種でも純正とは違った数々のオプションや改造を施したカスタムカー、のようなものだ。

関連記事