2022.07.22
# 中国

中国で天安門事件以来の政治反乱か、河南省の銀行取り付け騒ぎが加熱

習近平子分の地方幹部の実名糾弾までも

収まらない鄭州村鎮銀行預金凍結抗議運動のその後

7月10日、中国河南省中心都市の鄭州市で全国注目の事件が起きた。河南省内の一部村鎮銀行(町村銀行)に預金を事実上凍結された預金者3000人ほどが、中国人民銀行鄭州支店の玄関前を占領して抗議活動を行なったのである。

抗議行動に至るまでの経緯はこうである。今年4月中旬から、河南省の中心都市、鄭州市に本店を置く複数の村鎮銀行がシステムのレベルアップと称して、ネットからの預金の引き出しを制限した。それに伴って、河南省内と全国各地に住む、これら銀行の多くの預金者が、ネットを通して預金を引き出せなくなる事態が起きたのである。

 

そして6月になってから、河南省内と全国各地在住の一部の預金者が慌てて鄭州市に赴き、問題の村鎮銀行らの本店へ行って店頭での預金引き出しを求めた。しかしそれでも引き出しはうまく行かず、預金者たちの多くは銀行の前で抗議活動を始めた。

その後、河南省政府は、コロナ感染拡大対策と称して預金者たちを拘束したり、鄭州から追い出したりして事態の沈静化を図ったが、その後、預金者たちは鄭州に再結集して、この7月10日の抗議行動を起こした。(6月30日公開「これぞ監獄国家―中国がコロナ健康アプリで銀行取り付けの預金者排除」

楼陽生・河南省共産党委員会書記  「澎湃新聞」より

そして、中国人民銀行鄭州支店の玄関前で展開されたこの抗議行動には、今まで見たことのない異変が起きた。

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