2022.07.20
# エンタメ

上島竜兵さん亡き「ダチョウ倶楽部SP」で見えた『アメトーーク!』制作陣の優しさ

20年近く続く、芸人への思いやり

上島さんが亡くなって2か月での放送

19日夜、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の2時間特番「ダチョウ倶楽部を考えようSP」が放送され、「面白かったし、何も考えずに笑えた」「久々に笑い転げた。そして感動した」「上島さんとダチョウ倶楽部への愛を感じた」「難しいテーマで素晴らしい番組作り」などと称賛の声が飛び交っている。

スタジオにはダチョウ倶楽部の肥後克広と寺門ジモンのほか、5月に亡くなった上島竜兵さんの「竜兵会」メンバーである有吉弘行、土田晃之、カンニング竹山、デンジャラス・安田和博、さらに盟友の出川哲朗、同じ事務所の指原莉乃が出演。ダチョウ倶楽部の歴史や『アメトーーク!』出演時の映像を振り返るとともに、肥後とジモンの2人になった今後を考えていく様子が放送された。

その内容は、終始笑いで満ちていたにもかかわらず、全編を通して貫かれていたのは制作サイドの優しさ。『アメトーーク!』は2003年4月の放送開始から今春で20年目に突入したが、この日見せたような芸人たちを包み込む優しさが人気を保つベースとなっている。

ダチョウ俱楽部(左から寺門ジモン、肥後克広、上島竜兵)[Photo by gettyimages]
 

実はネタで売れたダチョウ倶楽部

まず今回の特番タイトル1つ取っても、「上島竜兵さん追悼SP」ではなく、「ダチョウ俱楽部を考えようSP」というフレーズ選びに優しさを感じられるのではないか。

特番の最初に放送された「ダチョウ倶楽部セレクション アーカイブ編」というコーナーでは、勝ち抜きネタ番組へのテレビ初出演映像から、ギャグ「どうぞどうぞ」の誕生シーン、今では見られないモノマネ芸などをピックアップ。

制作サイドは、「意外にもネタで売れた」「正月ネタ番組で毎年披露」「若いころはモデルとつき合うほどジモンがモテていた」「『ものまね王座決定戦』で2度優勝」などの名誉あるトピックスを立て続けに映して、「ダチョウ倶楽部がただのリアクション芸人ではない」ことを立証した。このような冒頭の構成はダチョウ倶楽部への深いリスペクトあってのものだろう。

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