「東京感染者一日5万人へ」コロナ第7波が収まらないのは、ワクチンが効かないから⁉

東京の感染者数「一日5万人」

8月3日には、東京都の新規感染者数が一日あたり5万4902人となる―。7月7日、都庁のモニタリング会議が発表したコロナ感染者数の予測は衝撃的だった。

その後、専門家の予測の通り、右肩上がりで感染者数が増えている。7月28日には東京都の感染者数が初めて4万人を超えた。「人流が増えた」「ワクチンの効果が切れた」など、様々な理由が取り沙汰されている。だが、異常な感染拡大には、もっと根本的な原因がある。

「オミクロン株が変異した『BA.5』が急激に広まっているのです。この変異型は従来型(BA.2)より感染力が強い。

しかも、これまでのワクチンでは感染予防効果が低い可能性がある。アメリカの食品医薬品局(FDA)は製薬会社に対し新たな型に対応するワクチンを開発するよう勧告を出し、対応を急いでいます」(昭和大学医学部客員教授・二木芳人氏)

 
photo by iStock

もしワクチン4回目を打ったとしても安心はできない。mRNAワクチンは、ウイルスの遺伝情報を元に作られる。しかし私たちが接種済みのワクチンは、古い型のコロナの遺伝情報から作られている。変異が進めば進むほどワクチンの有効性が弱まっていくのは避けがたい。接種済みでもコロナにかかる「ブレイクスルー感染」のリスクは高まっている。

関連記事