2022.07.23
# コンビニ

安すぎて逆に怖い… コンビニキラー「まいばすけっと」の驚愕のカラクリ

なんと麦茶500mlが58円!

6枚入りの食パンが98円

最近、東京23区内の道を歩いていると、コンビニのような広さの激安スーパーをよく目にするようになった。

photo by Gettyimages

入ってみると、麦茶(500ml)が58円(税込62.64円)だったり、食パン(「朝の定番食パン」6枚入り)が98円(税込105.84円)というあり得ない安さで売られていて、本当にびっくりした。安すぎて、商品のクオリティは大丈夫なのか。安さが売りなのだろうが、逆に怖くなって最初の来店時には買う勇気がなかった。ようやく何度目かの来店時に、麦茶を購入した。以来、頻繁に使っている。

店構えはコンビニに似ているが、中身は激安スーパー。そのチェーンの名を「まいばすけっと」という。小売業界では「コンビニキラー」と言われている。

イオン傘下の小型スーパー「まいばすけっと」は、急速に首都圏での出店を重ねていて、7月8日の東京都墨田区「両国国技館通り店」、東京都新宿区「落合駅前店」のオープンで、1033店舗となる。

 

徹底的な「ローコスト・モデル」

イオンはこれまで「ミニストップ」というコンビニを出店してきたが、セブン、ファミマ、ローソンに大きく差を開けられていて、赤字がずっと続いている。店舗は、1900店舗で、1日あたりの売り上げは、40万円程度。セブンイレブンの約64万円と比べて見劣りする。筆者は、ミニストップの「ハロハロアイスクリーム」が好きなのだが、そのアイスを買う以外の目的で、入店した覚えはない。

同じような広さ、立地での商売であるにも、なぜ、「まいばすけっと」は出店攻勢が続いているのか。そのシンプルすぎる経営戦略を読み取っていきたい。

何が「シンプルすぎる」のかといえば、徹底的なローコスト・モデルということだ。店舗に入るとわかることだが、箱に商品が入ったまま陳列されていたり、1商品あたりのストックが非常に多い。既存のコンビニは、商品数が多く、また店舗スタッフによる小まめな商品の発注を繰り返している。トラックが1日に何度も店舗に商品を運び入れている。

しかし、「まいばすけっと」は、商品のアイテム数を徹底的に絞り、厳選された商品を多めに置いておくことで、スタッフによる欠品補充の手間を省いているのだ。商品の運び入れは1日に1回しかない。

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