今回も日銀政策変更なしで8月に老人ホームが値上げラッシュ

国民生活を揺るがす物価高騰さら深刻に

金融緩和維持で円安、物価高騰がさらに深刻化

日本銀行が金融緩和から転換しないので、円安がさらに進み、物価高騰が深刻度を増す。

有料老人ホームは料金値上げを検討しており、8月には値上げラッシュが起きるだろう。入居者の老後生活計画は、大きく狂ってしまう。秋には、小麦価格の大幅引き上げも予定されている。物価高は、消費者物価指数の平均的な数字以上に、家計の負担になっている。

黒田東彦日銀総裁  by Gettyimages

日本銀行は、7月20日、21日の政策決定会合で、金融緩和政策の維持を決めた。このため、22日には、1ドル137.4円と3月初めの115円前後から始まった円安亢進に歯止めがかかっていない。

 

円安は、物価高騰の大きな要因だ。後述するように、輸入物価上昇率の半分以上は、円安によるものだ。円安をとどめるには、金融緩和政策を修正し、金利の上昇を容認するしか方法はない。しかし、今回の日銀の決定により、その望みが絶たれた。

こうなると、際限のない円安が進行し、物価高騰にさらに拍車をかけることになる。それは、社会の歪みと人々の困窮度をますます大きくしていくだろう。

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