2022.07.25
# タワーマンション # 不動産 # ライフ

9000万円のタワマンに住んでも「バラ色の人生」とは言えない…30代夫が直面した「深刻な事情」

前編記事『9000万円で購入したタワマンがなかなか売れない…30代夫が他人には言いたくない「本当の理由」』で触れた、マンションの権利書の場所を尋ねたところ、離婚協議中の男性の顔がにわかに曇った――。

離婚協議で揉めないために

「権利書……ですか?」

「はい。物件の引渡しを受けた時に、業者から分厚いファイルみたいなものをもらったと思うのですが、その中に入っているはずの書類です」

photo by istock

どうやら、それはまだ男性が出てきたマンションにあるようだが、その場では確認できない。次回の離婚協議で弁護士を通じて確認してもらおう、ということになった。権利書がなければ売れない、ということはないが、あった方がスムーズだ。

 

「奥さんには早急にそのマンションから退居してもらうことが先決です。それから物件を不動産屋さんに確認してもらって、売却を進める方がいいでしょう。

奥さんが居住中だと、売却が決まっても退去の日取りなどで揉める可能性もあります。また、奥さんが途中で気が変わるなんてことも……」

売却希望額もしっかり打ち合わせしておく必要がある。奥さんがどうしても「1億円以上」というのなら、1億500万円あたりで売り出して、価格交渉が入っても1億円を死守するように仲介業者に伝えておかねばならない。

そういったことを一通り説明したあと、その日、私のもとに相談に訪れてきたこの男性と新しい交際相手の女性に対し、最後にこんなことを申し上げた。

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