ハワイの救世主の「丸亀製麺」
コロナ後の金融緩和がインフレを加速させたことで、今年に入ってからFRBは急ピッチで利上げを行い、米国では近い将来に景気後退が訪れるのではという見方が広がっています。
しかし、少なくともワイキキの街を歩いている限りは不況の兆候はまったく感じません。
ちなみに今回の滞在中で最も長い行列ができていたレストランは、丸亀うどんのワイキキ店です。

単価は日本と比較して倍近く……。
それでも家族で50-60ドル程度しかかからずに食事ができてワイキキの中では割安です。様々な工程の機械化が進んでいて日本と変わらない質の料理がスピーディに出されますから、人気となっていることに納得しました。
実質実効為替レートでみると日本円は約50年ぶりの安さとなっていますが、今の物価の格差を踏まえるとまさに50年前と同じくハワイが日本人にとって「身近なリゾート」から「あこがれのリゾート」へとより遠い存在となっていくと感じました。