2022.08.04
# 学校・教育

PTAを束ねる「PTA連合会」の“旧態依然”な運営に「疑問の声」が上がり始めた

地域の小中学校のPTA(単P)などを束ねる「PTA連合会」(P連)。いま、そのあり方に疑問の声が上がり、退会する単Pも出てきていることは【前編】「PTAを束ねる「PTA連合会」への「疑問の声」がいよいよ噴出し始めた」でみた通りです。

実際、P連の「内部」からも、この組織を変えていこうとする姿勢が見え始めています。以下では、その実態をレポートします。

〔PHOTO〕iStock
 

PTAがネットで炎上

P連の「内部」からも、P連のあり方に疑問を呈する声は上がっています。

「PTA会員の立場に立った運営、単PのサポートができないようなP連であるなら、市P、県P、日Pには加入する必要はないのではないかと思います」

と言うのは、2018年から神奈川県横須賀市PTA協議会会長をつとめ、2022年度で5期目を迎える櫻井聡さん(55歳・自営業)。いわば「横須賀市Pの会長さん」です。

櫻井さん

横須賀市PTA協議会(以下市P協)には、市内の全小学校・中学校計71校が加入しています(2022年7月現在)。

「単Pは任意加入であるのに、市P、県P、日Pは強制加入が基本で、“数十円〜100円の会費を単P→市P→県P→日Pと自動で徴収するための組織”と思われても仕方ない体制です。PTA会員一人ひとりにもっとサポートが実感できるような活動をしなくてはならないはずなのに、そうはなっていないように感じます」

櫻井さんは現在、これまでの市Pのあり方をかえりみて、単Pサポート機能をもっと充実させたものにできないかと模索しています。

櫻井聡さん:横須賀市PTA協議会会長、神奈川県PTA協議会理事。2014年〜2021年横須賀市立荻野小学校PTA会長(7期)、2022年より 横須賀市立大楠中学校PTA会長。ふたりの子どもの父親

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