2022.08.01

18歳のバイク事故で「首から下が自分で1ミリも動かせない」…車椅子CEOが「どん底の絶望」から立ち直れた「意外なきっかけ」

大学入学直後に事故。首から下が1ミリも動かせない

リアルとバーチャルを共演させて多種多様な没入体験を生み出すコンテンツを数多く手がけてきたデジタルテクノロジー集団「1→10(ワントゥーテン)」。

その創設者であり現CEOの澤邊芳明は異色の経歴を歩んできた。

1973年に東京都で生まれ、少年時代を奈良市内で過ごした彼は、京都工芸繊維大学に入学した直後の1992年春、バイク事故に遭い頚椎を損傷し、首から下が自分では1ミリも動かせない体になってしまう。

澤邊芳明氏 photo/太田真三
 

それでも長いリハビリを経て復学し、マイペースで単位を修得しつつウェブ広告会社を設立。ITバブルの波に乗せ会社を着実に成長させていった。

そんな澤邊がみずから綴った初の自叙伝『ポジティブスイッチ 絶望からの思考革命』が刊行された。異色の経営者だけに自叙伝もまた異色。澤邊とワントゥーテン社の成長を追ったビルドゥングス・ロマンの読み味があるとともに、彼がポジティブスイッチと呼ぶ思考の秘密を惜しげもなく伝授してくれる、一種の思想書でもあるのだ。

初の著書にかけた想いを探るべく、ワントゥーテン品川オフィスを訪れた。

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