死刑に立ち会った刑務官が明かす…執行直前に死刑囚が語った最期の言葉、その瞬間に起きた「惨劇」の全貌

現代ビジネス編集部

後ろ手の手錠

死刑の際、死刑囚が暴れるのを防止するため手錠をするのだが、通常使用時と絶対的に違う部分がある。それは後ろ手に手錠をすること。「後ろ手錠」と呼ばれる死刑独特の方法だ。

後ろ手錠は前手錠よりも暴れにくく両腕を拘束できるため利用されている。しかし上手く後ろ手錠をかけたとしても死刑囚が想像以上に暴れて刑務官が死刑囚の身体をおさえる際に死刑囚の肩が外れたり、筋をひねったりすることも多いという。

「だから後ろ手錠は拘束には便利だが身体を傷つけることが多いため、死刑の際にしか使用してはいけない決まりになっている」(M刑務官)

『刑務官が明かす死刑の秘密』より

死刑囚が怪我をした場合、執行中止となることはないのだろうか――。

「死刑にするのだから、そのまま執行されます」(M刑務官)

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本記事では死刑の現場で任務にあたる刑務官の仕事について取り上げた。死刑制度は賛否両論があり、どちらの考え方が正しいという性格のものでもない。だからこそ、今一度「死刑」について深く考えるきっかけになるかもしれない。

 

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