ファンクラブから一転して「でしゃばりだ」と…!
しかし、金氏のファンクラブが結成されたり、マスコミがこぞって金氏の動向を報道するフィーバーぶりに違和感を覚えたり、近いうちに掌を返したようなバッシングが始まるのではないかという漠然とした予感があったりしたことも否めない。
韓国に限らず、最近の世論の傾向として何らかのターゲットが示されるとそれに対して国民が意見を二分して、激論が交わされ対立するという構図が定着しつつあると感じられる。
そして、韓国では金氏の存在が分断のターゲットにされていると言え、あれ程の持ち上げるかのような報道から一転して、今では、金氏のことを「でしゃばり」、「尹氏の足を引っ張る」などとバッシング報道となっている。
前項で伝えた通り、尹氏の大統領選挙での当選後からの金氏に対する注目度は異様にも感じていたものの、それは、金氏本人が「私が、私が」と尹氏を差し置いて前に出ているというよりはマスコミや周囲が一方的に煽っていたという印象がある。
特に最近では、革新左派のメディアやジャーナリストが金氏への非難を強めている。