2022.08.04
# 学校・教育

PTAを束ねる「PTA連合会」、その“古いやり方”に「疑問の声」が噴出し始めた

子どもたちのすこやかな成長を目的に、保護者と学校(先生)が協力しあって学校行事の運営サポートや防犯パトロールなどの活動を行うPTA。

多くの保護者が関わるのは子どもが通う学校のPTAのみですが、各学校のPTAが市区町村単位、都道府県単位で連なる「PTA連合会」(=P連)が存在すること、P連がどのような活動を行っているかを知っている人は多くありません。

つい先頃、東京都小学校の市区町村P連を束ねる「東京都小学校PTA協議会」(都小P)が、全国組織「日本PTA全国協議会」(日P)からの退会を決め話題となっています。

P連とは何か。その役割や活動の実態、抱える課題について探ります。

〔PHOTO〕iStock
 

「P連」の退会が増加

PTA連合会。

名前は聞いたことがあるけれど、どんな団体なのか、どんな活動をしているのか知っている人は少ないのではないでしょうか。

まずは、このPTA連合会がどんな組織なのかをお伝えしましょう。

PTA連合会とは、その名のごとく、各学校のPTAが連なった団体をさします。「PTA連絡協議会」「PTA協議会」など地域により名称は異なりますが、総称して「P連」とよばれています。これに対し、各学校のPTAは「単P」(=単位PTA)とよばれています。

P連は、最上位団体である「公益社団法人日本PTA全国協議会」(=日P/会員約800万人)を頂点に、都道府県・政令指定都市のP連(政令指定都市は都道府県のP連には属さない形で日Pの傘下に入る形になっており、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市などがあてはまります)が連なり、その下に市区町村のP連、単Pが組み込まれる、ピラミッド型の構造となっています。

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