20年間持ち続けた「歌手」として歌いたいという気持ち。昨秋50歳となった千秋さんはその夢を実現させた。人生100年時代の折り返し地点、「50歳でも、子どもがいても、ずっと夢を追いかける!」人々への応援歌として、千秋さんの今の素直な気持ちを届ける連載「50歳の夢」。

第2回の前編「千秋が語る「好き」を大切にする思考「松田聖子さんが嫌いで好きだった理由」」では、現在の夢につながる子ども時代からの「好き」を大事にしてきた話、大好きな父親と松田聖子さんにまつわる思い出についてお伝えした。

第2回の後編は、日常のなかでは「好き」だけでなく「嫌い」も素直に受け止めることが大切だと気づいて、千秋さんが「捨てたこと」についてお伝えする。

撮影/篠塚ようこ
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「恥ずかしい」というハードルを飛び越えた先

中学生の頃は好きなことに真っ直ぐで、恥ずかしげもなくノートにポエムのような歌詞を綴りクラスのみんなに評価してもらったというのは、前編に書いた。夢を自己満足で終わらせず実現するには、この「恥ずかしい」というハードルをいくつも飛び越えることが重要だと思うのだ。

若いときは怖いものなしで何でも言えてたし、何でも躊躇なくやれてた。「会社での肩書きがあるのに」「結婚したのに」「主婦なのに」「50歳なのに」「大人のくせに」……よくわからない枠組みにとらわれて、自分の首を絞めているのは、私だけじゃないと思う。

でも私が人生の折り返し地点に立って考えているのは、やりたいことをすべてやり切って、死ぬ時には、「まだあれも、これも、やりたいのに!でも、いろいろやったから、いっか」と思って終わりたいなということ。やりたいことをやり尽くして、「もう死ぬことしかやることないや!」ってところまでいけたら最高だなと思う。

だから「Green Flash」の歌い出しの「明日がもう一度輝くように」、自分自身で殻を破っていくと決めた。それは何も仕事のことだけではない。プライベートでもやってみたいなと思ったことはどんどんやる。

GREEN FLASH / CHIAKI 【4K Ultra HD】千秋の歌YouTube