ガーシーが目撃した「エイベックス松浦勝人の乱闘事件」「連日の王様ゲーム」ヤバすぎる暴露本の中身《集中連載第5回》

「死なばもろとも」(5)
暴露系YouTuberのガーシーは、参議院議員に当選したものの、8月3日の臨時国会には出席しない。この時期にあわせ、ガーシーは暴露本『死なばもろとも』を刊行した。ここには、多くの芸能人や経営者の耳を疑う黒歴史やスキャンダルが、これでもかと実名を挙げて記されている。その中身を特別に公開しよう。

(集中連載/第1回第2回第3回第4回もあわせてお読みください)

「松浦をさらえ!」「出刃よこせや!」

エイベックスを創業した松浦勝人といえば、無名時代の浜崎あゆみを発掘した音楽プロデューサーとしてその名を知られる。TRF、華原朋美、倖田來未、Every Little Thingなど次々とスーパースターを生み出し、業界では「Max Matsuura」と呼ばれる。

盟友・小室哲哉が詐欺事件で逮捕されると(2009年)、6億4800万円もの弁済金をポケットマネーでポンと支払って世間を驚かせた。2020年には「Max Matsuura」と浜崎あゆみをモデルとした連続ドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)も放送されたものだ。

一部上場企業エイベックスの社長や会長を歴任し、現在もPDとして活躍する松浦勝人の黒歴史が、ガーシー本では赤裸々に記されている。
 
〈「西麻布MUSE」というクラブにみんなで入り浸っては、毎日のように遊んだもんや。売れっ子になる前の金子賢は、この店でバイトをしてた。広末涼子が店に遊びに来ているのを見たこともあったな。

MUSEに出入りしていたのは、芸能人やタレントだけやない。当時エイベックスの専務取締役だった松浦勝人さんの顔も見かけた。

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あるとき、泥酔した松浦さんと芸能関係者がトラブルになったことがある。言い合いになってるうちに、酔っぱらった松浦さんが相手をビンタしてもうた。とんでもない騒ぎになったんや。
(略)
松浦さんが揉めてるうちに、不良グループがドヤドヤMUSEの中に押し入ってきた。

連中は「松浦をさらえ!」と大騒ぎしている。そして対峙する形でまた違う不良が押し入ってきた。松浦さんが飛び蹴りを喰らわせて、相手は厨房に入りこんで「出刃(包丁)よこせや!」なんて物騒なことを言うとる。

こんなホンマもんのケンカ、完全に北野武監督のヤクザ映画やVシネマの世界や。俺らカタギの人間が、こんな争いごとに巻きこまれたらかなわん。トイレにカギかけて隠れてたわ。〉『死なばもろとも』81〜82ページ)

 

「松浦をさらえ!」「出刃よこせや!」……。「M」というタイトルで、こちらの武勇伝こそNetflixでドラマ化したほうがいいかもしれない。

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