美容部員として働いていた経験があり、コスメとメイクをこよなく愛する漫画家として、これまでに『リメイク』、『いつかのいつか』など、メイクをテーマにした数々の作品を発表している六多いくみさん。7月には大人気のメイクハウツー漫画『メイクはただの魔法じゃないの』シリーズから『ビギナーズ』(漫画アプリ「Palcy」にて連載中)と『テクニック』(月刊誌「Kiss」にて連載中)、それぞれ待望の2巻が紙と電子同時発売され、メイク初心者からコスメ好きまで、幅広いファンから支持を集めている。

出産後のつらさを経て、30代後半のメイクや、メイクの魅力などについて語っていただいた前編『「鏡を見るのもつらかった」産後を経て、元美容部員の漫画家が“メイク漫画”を描く理由』から続く後編です。新刊『メイクはただの魔法じゃないの テクニック』、試し読みも!

加齢による変化と共存していく覚悟を持つ

メイクや美容は追求していくとキリがないほど奥深いもの。新しい情報もどんどん出てくるので、ちょっと気を抜くと、置いていかれてしまう気がすることも。メイクを無理なく続けていくための理想的な距離感について、六多さんはどう考えているのだろうか。

『メイクはただの魔法じゃないの テクニック』第2巻より。六多いくみ/講談社
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「本当に何もできないときは、思いきって、もうやらない! って決めちゃってもいいんじゃないでしょうか。苦しくなるほど追いかけるのをやめたら、すごくラクになった、ということもあると思います。ふだんは、自分で決めた最低限のルーティンでいい。忙しいときはナシにして。それで時間ができたときに、新しいコスメを買いに行ったり、新しい情報に触れてみたりする日があればいいのかなって。ある程度は手放して、自分に本当に必要なものだけを選んで取り入れていくという距離感が大事なのかなと、今感じているところです」