2児の母でありながら、現在までに2社起業、2000人以上の子どもを有名小学校合格に導いてきた実績を持つ、東大卒・幼児教育コンサルタントの大原英子さん。小学校受験指導での実績や、自身の子育て経験、経営者としてのマネジメント経験を踏まえ、「未来を切り開く力」を付けるための子育ての極意を教えていただく連載です。今回は、目標を立てて物事に取り組む際に、子どもを伸ばすために気をつけるべきポイントを教えていただきました。
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夏休み、子どもと目標を立ているご家庭もあるでしょう。立てた目標に向かって取り組み、「成長した」「達成した」と感じられることは子どもにとっても良い機会となります。しかし、目標の立て方で、子どものモチベーションをダウンさせることもあり、注意が必要です。

私は小学校受験を目指す多くの親子を見ています。皆さん努力家で目標を立てているのですが、「親子で意識があっていないことによりバトル勃発」「高い目標すぎて結局やりきれない」など、うまくいかないことも多くあります。これでは、勿体ないですよね。子どもが伸びる目標の立て方を知り、成長を実感する機会にしていきましょう!

目標を立てるだけではうまくいかない

目標を立てる際、このような立て方をしていませんか。

「夏休みに漢字をたくさんやる」

「お手伝いを頑張る」

目標を立てることはとても良いことです。しかし、これらの目標では、うまくいかないことも多いでしょう。どの目標も曖昧すぎるのです。

「漢字をたくさんやる」の「たくさん」とはどれ程で、「やる」とは何をやるのでしょうか。「お手伝いを頑張る」の「頑張る」とは、何をどれだけやったら頑張ったと言えるのかがわかりません。このままだと「頑張ってるよ」「いや、頑張ると言えるほどはやっていないじゃない?」という親子の行き違いが目に浮かびます。