子どもが幼少期、あるいは小学校低学年くらいまでは「一緒に○○したい」と、親と一緒に何かをすることを好むことが多いものです。『母親が変わればうまくいく 第一志望校に合格させた母親がやっている子育て39』の著者であり、シングルマザーとして2人の息子を医者に育て上げた藤田敦子さんは、過去に息子とのこうしたやりとりのなかで、今でも後悔している出来事があると言います。

『母親が変わればうまくいく 第一志望校に合格させた母親がやっている子育て39』藤田敦子/講談

自身が提唱する“ぺたほめ教育法”で多くの親から育児や教育に関する相談を受け、母親の子育てを楽にする活動も行う藤田さんに、子育てで後悔していること、シングルマザーとして大変だったことや、手を抜いてラクになったことなどを教えていただきました。

突然シングルマザーになり、働くように

息子たちが小学校2年と4年の時、離婚しました。

もと夫の会社倒産で突然離婚していきなり大黒柱になりましたが、仕送り養育費はゼロ。あとで発覚した私のカードや保険の裏書など、もと夫に勝手にされた借金も……。そんな中で安定を求めて仕事をはじめたものの慣れない毎日でした。

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それまで長い間専業主婦だった私が、いきなり、母親役と父親役を一人でしなければならなくなり、とにかく時間がない! でも仕事は行かないと、お金がもらえない。どうしてもしわ寄せは、家事に割く時間と子どもと過ごす時間にいきます。

その当時、仕事は、水曜・土曜の午後からと日曜は丸一日お休みでしたが、それ以外は毎日朝8時半〜13時と16時半〜20時半まで働き通し。そしてその間はほぼ休めない状況でした。