2022.08.05
# エンタメ

波留主演『魔法のリノベ』が、中高年の視聴者を引きつける「3つの理由」

多種多様な夏ドラマの中でも目立つ存在

『正直不動産』に次ぐヒットの兆し

公正取引委員会から、スタートアップ企業、陸上自衛隊、家庭教師、アスリートのマネジメント会社、戦国武将のクローンが集う高校まで、多種多様な舞台設定の物語がそろった夏ドラマ。8月に入って序盤から中盤に突入する中、波瑠主演作『魔法のリノベ』(カンテレ・フジテレビ系)への好意的な声が目立ちはじめている。

注目すべきは、その内容が主人公・真行寺小梅(波瑠)のキャラクターに関するものから、バディを組む福山玄之助(間宮祥太朗)、2人が務める「まるふく工務店」の社内ムード、各話のエピソード、エンディングの映像まで多岐にわたっていること。これは単純に「序盤の段階から愛すべき要素をたくさん見せられている」ということなのだろうか。

真行寺小梅役の波留[Photo by gettyimages]
 

同作は、「人生をこじらせているデコボコ営業コンビが、住宅リノベーションで家や依頼人の心に潜む魔物を退治していく」というコンセプトの物語。放送前は前クールで『正直不動産』(NHK)がヒットしたばかりのため、「また住宅関係か」と疑問視する声もあったが、好スタートを切ったのは間違いない。

その要因を探っていくと、全視聴者層の中でも「とりわけ中高年層に刺さりやすい」3つの要素があることが分かった。

リアルにリノベを考えはじめた

中高年層に刺さりやすい1つ目の要素は、リノベーションを最も考える世代だから。

コロナ禍に突入して約2年半。最初の緊急事態宣言が発出されたときから、テレワークの導入や外出自粛などで自宅で過ごす時間が増え、家や人生について考えた人も増えた。もちろん現在は当時ほどではないが、それでも酷暑も加わって以前より自宅で過ごす時間は長く、新たな趣味や家族の希望などもあり、家に関して「もっとこうしたい」と思っている人は少なくないだろう。

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