子どもが幼少期、あるいは小学校低学年くらいまでは「一緒に○○したい」と、親と一緒に何かをすることを好むことが多いものです。『母親が変わればうまくいく 第一志望校に合格させた母親がやっている子育て39』の著者であり、シングルマザーとして二人の息子を医者に育て上げた藤田敦子さんに、シングルマザーとして大変だったことや、手を抜いてラクになったことなどを教えていただきました。

『母親が変わればうまくいく 第一志望校に合格させた母親がやっている子育て39』藤田敦子/講談

前編『シングルマザーで息子2人医学部合格の母が振り返る「今でも後悔していること」』から続く後編です。

大学は奨学金で通った息子たち

シングルマザーのサラリーマン生活は息子たちがそれぞれ大学4年生、2年生まで続きました。

母子家庭なのにどうして子どもを塾に行かせたり医学部に行かせたりするお金があるのですか? とよく聞かれます。

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高校生まではありがたいことに親から援助をしてもらっていました。大学は、息子たち2人とも奨学金で通っていました。「うわ。何百万円も借金や~」と言ってましたが、そこは母子家庭。無理をせず息子たちに返してもらう道を選択し、医師になった今、息子たちは毎月返済しています。

恵まれていたと思いますが、シングルマザーとして夜遅くまで働いていた当時は、やはり子どもにたくさんの負担をかけ、留守番もたくさんさせていました。子どもたちだけのとき、あるいは長男が塾に行っていて次男が1人のときに、もし火事やどろぼうが入ったら……という心配もあって、

⚫︎チャイムが鳴っても絶対にドアを開けないこと
⚫︎もし侵入者がきたり、火事があった場合は、子どもたちの命さえあれば嬉しいから、何も持たず裏口から逃げるか、それが無理なら2階の窓から車の上をめがけて飛び降りること

など、万が一のことがあった場合の想定を事細かに教え、近所の方にも何かあった場合に対応してもらえるよう、お願いをしていました。