現代の子どものまわりには、テレビやインターネット、ゲームなど、本以外にもワクワクするコンテンツで溢れている。
読書量の減少で日本の子どもの読解力も年々低下しており、中高生の約2割が「教科書に書いてある文章の意味を理解できていない」と指摘されるほどだ。
夏休みという長い自由時間に、子どもの「読む・書く・考える力(読解力)」を育てたい。とりわけ本好きな子になってくれたら嬉しいのに……!そう願う親は多いだろう。

キャンセル待ち必須の大人気民間学童「こどもクリエ塾」代表の遠藤奈央子さんは、放課後や夏休みなど、10年以上にわたり約2000名の子どもたちと過ごしてきた中で、「自主学習のクセが身に付いている子はどう過ごしてきたのか」「自分の好きなことを見つけられる子は何が違うか」などをまとめ、本を上梓した。今回はその新刊『「自分でできる子」に育つ 放課後時間の過ごし方』(講談社)より、数回に分けて家庭での子育てにまつわるヒントを一部抜粋・編集し紹介する。

第3回は夏休みにぜひ身に付けたい「子どもが本好きになる方法」について。親子で過ごす時間にぜひ試してみては。

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本好きな子にする最速の方法

「本を読む以外に、子どもの読解力を伸ばす方法はないのでしょうか?」
子どもがあまり本を読みたがらない親御さんからのご相談も多くいただきます。残念ながら、読解力の基本は、まずはインプット(読書)です。

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日本の子どもの読書量はこの30年間で1/3になっているといわれ、子どもの読書量を増やすように国をあげて取り組む状況になってきました。ゲーム、テレビ、そしてスマホと、子どもを読書から遠ざけるコンテンツが増え、ますます読書が減る環境にあります。
こうした環境の中で、本好きな子にするための家庭での工夫をご紹介します。ポイントは、「子どもが自分から本を手にとる!」です。
「本を読みなさい!」と親が頭ごなしに言い始めたら、本を好きになるかもしれないきっかけさえも潰してしまいますので、くれぐれも気をつけてください。