2022.08.05

「ストーカー被害の相談をしたら爆笑された」……“アスペルガー症候群”の夫の言動に青ざめた妻の告白

仁科 友里 プロフィール

夫「君のミス」

その一方で、夫と出かけるのも苦痛だった。

「娘に興味がないことを思い知らされると、傷つくんですよね。運動会に行くと、他のお子さんがいっぱいいますよね。そうすると、夫は娘を見つけられずに、いつまでも、どこ?どこ?と探している。娘のピアノの発表会の日に、夫はマラソン大会に出場したこともありました。この日は娘の発表会だよと言ったら、ふつうは予定を入れないですよね。でも、夫には『予定を入れるなとは言われていない、君の連絡ミス』と言われました。

娘や私には全く興味がないのに、夫は実家に対するこだわりが強く、義母は絶対ですし、彼らがしていたことはすべて同じにしたがりました。何度言っても娘の血液型を覚えず、誕生日プレゼントだって買ってこないのに、義父母の誕生日は率先して自分からレストランを予約します。

節目ごとに『家族で旅行に行く』も彼の実家の習慣です。でも、夫は家族のためというより、自分のこだわりを実践していただけに過ぎないんじゃないかな。旅行の直前に、娘が盲腸になって入院したことがありました。娘はわざと病気になったわけではないのに、夫は激高してしまって……。『自己管理がなってない』『もう二度と、旅行に連れていかないからな』と小学生に向かって言うんです。よそのお父さまなら、まず娘を心配しますよね」

 

夫の海外転勤が決まり、葉月さん一家はヨーロッパ某国に赴任した。カップル文化のある国で、葉月さんは夫と行動を共にすることが多くなるが、これがストレスだった。

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