「図書館にある本」ってどのように管理されているのか、考えてみたことはありますか? バラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系列)にて、お笑い芸人・麒麟の川島明さんがオススメしたことで大きな注目を集めている漫画『税金で買った本』(講談社ヤングマガジンで連載中)。

本を返却しないままだとどうなる? 本のページが破けてしまった時はどうしたら良いのか? 誰しもが幼い頃からお世話になってきているであろう図書館の裏側がコミカルかつ分かりやすく描かれている本作の魅力を、原作者・ずいのさんのインタビューとあわせてお届けします。

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原作/ずいの 漫画/系山冏 文/FRaU編集部

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簡単に「時効」にできない背景がある

(c)原作・ずいの 漫画・系山冏「税金で買った本」/講談社

▼あらすじはこちら
小学生ぶりに図書館に訪れたヤンキーな石平くん。カードを作ってもらおうと手続きをするなかで、なんとその図書館で10年前に借りた本がまだ返却できていないことが発覚。

(c)原作・ずいの 漫画・系山冏「税金で買った本」/講談社

その図書館で働く早瀬丸さんと白井くんにその本を弁償するよう促され、「ふざけんな こんな大昔の本!!」「時効だろ時効」と声を上げ、図書館を立ち去ろうとするのだが……

「普段何気なく図書館を利用している方に、ぜひ読んで欲しい作品」

「ヤンキーくん始め登場人物めちゃ印象的で図書館職員さんの事情からのドラマがもう本当に良い……!」

「めちゃ勉強になるからみんな読むべき」

そんなコメントがSNS上でも交わされている本作。一体どのように生まれたのでしょうか? 原作者のずいのさんにお話を伺いました。


ーーどんなきっかけで本作が生まれたのでしょうか?

「連載を目指すにあたり、最初はもう少しヤングマガジンらしい題材を考えていたのですが、上手くいきませんでした。勤務経験があり、それなりに詳しいので、図書館が舞台のお話はどうか……とヤングマガジンの担当者様とお話しして考えたところ、上手く連載につながり、ぴったりな作画の方も見つけていただけたので、生まれた作品です」

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(c)原作・ずいの 漫画・系山冏「税金で買った本」/講談社

ーー図書館でのご勤務経験がおありとのことですが、ずいのさんにとって「図書館」とはどんな場所ですか?

「私個人にとっては『わくわくする場所』です。森羅万象を無料で見ることができて、楽しいので! 図書館員としての私は『人と本をつなぐ場所』ということを常に頭において働いていました」

ーーそのご経歴を活かして、本作品ではどんなことを伝えていきたいですか?

「なにか新しいことを知ったとき、固定概念から解放され人生が豊かになることがあると思うので、漫画を通じて皆様に少しでもなにかを知るきっかけをつくれたらいいなと思います。また、『図書館の本が破れたとき、セロハンテープを貼ってはいけない』ということを特に世に広く伝えていきたいです」


ストレートなタイトルが目を引く『税金で買った本』。本作を読んだ上で、この夏休みの期間に改めて図書館を訪れてみてはいかがでしょうか? これまでとは違った景色に気付けるようになるかもしれません。