2022.08.06

“都落ち”のダノンバラードが「ディープインパクトの後継種牡馬争い」で覇権を握る……! 数字が示す“納得の理由”

ダノンバラード――。

一度は海外の牧場に“都落ち”したこの種牡馬は稀有な相馬眼を持つ故・岡田繫幸氏に買い戻され、再び日本で種牡馬生活を送っている。前回記事『単複のベタ買いで大幅プラス……! “総帥”岡田繫幸氏が遺した種牡馬の産駒がとにかく走る ステイゴールドとの共通点も』では、主にダノンバラード産駒を馬券の面から分析したが、この後編記事では種牡馬界におけるダノンバラードの今後の可能性を探っていく。

現在のダノンバラード/ビッグレッドファーム公式インスタグラムより

種牡馬「ダノンバラード」の強みとは

ご存じのとおり、ディープインパクト、キングカメハメハの2大看板を失った生産界では、次世代の種牡馬チャンピオン争いが続いている。とりわけ、ディープインパクト直仔の種牡馬が多く誕生しており、後継争いを演じているわけだが、全体の横並びから、今はまだどの馬も抜け出せていない。だから、聞いてみたのである。ディープインパクト直仔の種牡馬が多数いる中で、ダノンバラードの強みはどこにあるのかと。

「ひと言で言えば“軽さ”でしょうね。産駒の動きが軽いということです。ディープの直仔にはそういう馬が多くいましたけど、孫になるとそこまでの軽さは見えません。ダノンバラード自身は、ディープっぽいところはもちろん持っていますけど、特別な軽さ・バネを感じないんです。なので、不思議なんですよね。ダノンバラード自身はそこまでディープの直仔っぽくないですけども、子供はディープっぽく出せている……面白いですよね」

“ビッグマウス”と揶揄されることもあった父・岡田繁幸氏とは対照的に、息子の紘和氏の言動は、いい意味で実直そのものだ。だから、一連の発言を聞いていると、ダノンバラードに対しての深い自信が垣間見えてくる。

 

「ディープインパクトの孫の世代は、期待ほど動いているとは言えません。そうした状況の中で“最有力”まで言うと言い過ぎになりますけども、ディープのいいところは間違いなく受け継ぎ、産駒に伝えられていると思います」
つまり、その言葉が“ディープの後継争いからダノンバラードが抜け出せる”との自信に裏打ちされていると感じられてならないのである。

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