2022.08.12
# 国際 # 統一教会

旧統一教会の「知られざる聖地」が西早稲田・戸山公園にあった!…早朝から信者が続々と集まってくる理由

西早稲田にある「聖地」

「旧統一教会教祖の文鮮明と韓鶴子にちなんだ“御父様の木”、“御母様の木”が戸山公園にあるのをご存じですか」

そう語るのは、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者の脱会を手助けしている「日本キリスト教異端相談所『異端カルト110番』」代表の張清益(チャン・チョンイク)牧師(とねりキリスト教会主任牧師)だ。

東京都新宿区の戸山公園は、かつての尾張藩徳川家の下屋敷跡地。明治時代以降は、陸軍軍医学校や陸軍の練兵場として利用され、戦後、敷地の一部が公園になった。すぐそばに早稲田大学理工学部がある。

公園は大久保地区と箱根山地区の二つに分かれており、問題の木は箱根山側にある。東京メトロ副都心線西早稲田駅から徒歩10分。山手線内で最も標高が高いとされる箱根山(標高44.6メートル)の登山道を登ると、頂上付近に、写真のように、大きな木とやや小さい木が並んでいる。

13年ほど前に張氏が撮影した写真には、数人の若い男女が二本の木の近くでお祈りをしているらしい姿などが写っている。

写真提供/長谷川学写真提供/張清益
 

写真を撮った経緯などを張氏はこう話す。

「撮影当時、私は戸山公園の近くに住んでいて、早朝、戸山公園によく散歩に行っていました。ある日の午前5時前、たまたま箱根山のベンチで座っていると、若い男女が数人、二本の木に手をかざしてお祈りしたり、歌ったりしている。

何をしているのか不思議に思い、聞いたところ“私たちは統一教会の信者です。ここは統一教会の聖地です”と話してくれた。彼らは二本の木のうち、大きな木を文鮮明教祖にちなみ“御父様の木”、小さな木を妻の韓鶴子(現・教祖)にちなんで“御母様の木”と呼んでいました

韓国出身の張氏が旧統一教会信者と初めて接触し、その問題の深刻さを知ったのは、実はこのときからだ。

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