2022.09.29

北朝鮮製スマホ「平壌2423」をご存じか…?「闇市でiPhone」「30ドルで飛ばしスマホ」など、北朝鮮の“ヤバすぎる携帯電話事情"をすべて明かす!

北朝鮮では金正恩総書記がコロナへの「勝利宣言」を出して、勝ち誇る姿をアピールして見せている。しかし、そのウラで、いま庶民が生活苦に追いやられ、格差が広がっている現実がある。その象徴が「携帯電話」で、これまで600万人くらいに普及していた携帯電話台数がここへきて激減。400万人ほどにまで一気に落ち込んでいることが明らかになってきた。

コロナショックで苦境に追い込まれた北朝鮮の住民たちは、いま無駄な出費を減らすために、携帯電話の使用を自粛している。それにしても、北朝鮮の人々は、いったいどのように携帯電話を使っているのか。そもそも階層別、機種別、価格別、携帯電話普及状況は、いったいどんなものだろうか。そんな知られざる北朝鮮の“携帯電話事情”をレポートしよう。

知られざる北朝鮮の“携帯電話事情” photo/gettyimages
 

北朝鮮国家保衛省が「猛反対」したワケ

もともと北朝鮮で携帯電話が初めて登場したのは、1990年代後半だ。

初期には、党幹部や北朝鮮高位層だけが、業務用携帯電話として使っていたが、採算が取れないということで、利益創出を目的に、北朝鮮の一般市民にも、外貨で、携帯電話と移動通信サービスを販売することになった。

当時、北朝鮮逓信省では、コスパの良い韓国の移動通信網の中古設備を導入するつもりであったが、北朝鮮国家保衛省の猛反対により、シンガポール製の中古の移動通信設備を採用することになった。

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