2022.09.29

北朝鮮製スマホ「平壌2423」をご存じか…?「闇市でiPhone」「30ドルで飛ばしスマホ」など、北朝鮮の“ヤバすぎる携帯電話事情"をすべて明かす!

郭 文完 プロフィール

龍川駅列車爆発事故の「余波」

しばらくして、移動通信機支局がある新義州近くに来れば、再び通話可能になる、そんなそんな水準だった。

それにもかかわらず、北朝鮮の既得権益層が携帯電話を所持する理由は、自身のステイタスを誇示するためという意味合いが強かった。

 

当時、北朝鮮で携帯電話を持っている人々は、それこそごく少数だったために、わざわざ使用する意味はあまりなかったが、生まれて初めて見る携帯電話を持ち出して、どこかに電話する既得権益層の姿は、一般住民には憧れの対象だったのだ。

当時の北朝鮮の移動通信網計画を見ると、2002年から全国的に携帯電話通信網の整備を開始し、2007年までに事業を完了する計画であった。

しかし、収益など経済的に難航していたところへ、弱り目にたたり目で、2004年に龍川駅列車爆発事故が発生し、北朝鮮の移動通信網計画はすべて中断された。

龍川駅列車爆発事故とは、2004年4月22日、平安北道龍川郡の龍川駅で起きた、列車爆発事故だ。

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