【独自】山上母からカネを巻き上げた統一教会の「女霊能師」の素顔と手口がヤバすぎる

先生と呼ばれた女(前篇)
現代ビジネス編集部

床に倒れ込んで悶絶

冒頭の元信者・Aさんは、25年ほど前、繁華街で声をかけられて旧統一教会に入信した。

「最初はアンケートだと言って呼び止められたんです。手相の話になって『近くにいい先生が見てくれるから』と連れていかれました。その後、ビデオセンターという統一教会の拠点でいろいろなビデオを見せられ、やがて入信しました」

入信したAさんがずっと気にしていたのは、かつて授かった子どもを1人、幼い頃に亡くしたことだった。Aさんを勧誘した信者は「素晴らしい先生がいるから見てもらおう」と誘った。東大阪市の旧統一教会でAさんに向き合ったのが、東山氏だった。

「霊界で子供が苦しんでいる。私にはよく見える」
「ご先祖の色情因縁が、苦しみの理由だ」
「救ってあげられるのは、あなただけ」

Aさんに向かって矢継ぎ早に語った東山氏は、気がつくと床に倒れこんだ。

「うう、苦しい」

そう言って悶絶しはじめたのだという。

裁判で被害者側から提出された東山氏の写真裁判で被害者側から提出された東山氏の写真

東山氏はさらにこう言った。

「霊界のお子さんは崖っぷちだ。今は私がなんとか抑えている。最後はあなたが助けるしかない。今度はあなたの命が危なくなる。霊界解放が必要だ」
「Aさんの一家が絶家
(やがて途絶える)になる」

床に伏せたまま東山氏は言葉を継いだ。

「ご先祖様が献金を待っているのが見える」
「現金があるなら、清めなければならない」

 

恐怖のどん底に突き落とされたAさんが回想する。

「いま寄付しないと、亡くなった子どもが霊界でさらに苦しむ。私の命も奪われてしまうと思って、その場で寄付を約束しました」

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