主にインスタグラムで「結局怖いのは人間だよね」というテーマで漫画を描き、59.5万人(2022年8月現在)のフォロワーがいる、ちなきちさん。今までは主にご自身の実体験を中心に漫画を作成していたそうですが、多くの方から「私もこんな怖い体験をしました!」「ぜひエピソードを漫画化してほしい!」という意見があり、現在はエピソードを公募し、漫画化したものを投稿しています。

その中でも反響を呼んでいるのが、子どもを連れて出て行った妻と、原因に全く心当たりがない夫の夫婦のすれ違いの実話を元にした作品『僕と帰ってこない妻』。インスタグラムに投稿するたびに多くのコメントが寄せられています。

妻の家出を同僚女性に相談したら

ごくごく普通の夫婦に起きたすれ違いを描いたエッセイ漫画『僕と帰ってこない妻』。主人公の和樹は「家族サービス」をしっかりするという自称イクメン夫。

誰もが羨む円満な夫婦関係だったはずなのに、ある日突然「書置き」を残して妻・雪穂と子供が出ていってしまいます。思えば雪穂と和樹の関係性に変化があったのは、雪穂の妊娠が判明したときからでした。

 

妊娠中、和樹は仕事に奮闘し、会社での評価は高くなりますが、一方で子育てに対しては意欲的になれず、結局、検診にも両親学級も参加しないまま出産を迎えます。

産後、雪穂の母親から「産後は心身共にボロボロになるから、和樹さんだけは味方でいて」とお願いされたにも関わらず、その意味をよく理解せずに過ごしていた和樹。けっきょく雪穂は子どもを連れて家出してしまいます。

『僕と帰ってこない妻』#47(後編)より。漫画/ちなきち

和樹が職場の同僚の花田さんに、妻が子どもを連れて家出したことを打ち明けると、雪穂と出産時期が近かった花田さんは、雪穂の変化や気持ちに寄り添えていなかったのではないかと和樹を問い詰めます。

妊娠も出産も個人差が激しいもの。それを比較するなんて言語道断だと和樹を叱り、雪穂を怒らせたであろうポイントを指摘。ちゃんと産後の雪穂の変化に寄り添えていたのか?と諭したのでした。それを聞いた和樹は、一体なにを思ったのでしょうか。

それでは続きをご覧ください。

漫画/ちなきち