主にインスタグラムで「結局怖いのは人間だよね」というテーマで実話をもとにした漫画を描き、59.5万人のフォロワーがいる、ちなきちさんの人気作『僕と帰ってこない妻』。主人公は妻と子を持つ、ごく普通の会社員・倉田和樹。周りからはイクメンでよくできた夫だと評価されていますが、妻の雪穂が家出し帰ってきません。なぜ2人はすれ違ってしまったのか。夫婦関係が変化し、悪化していった産後のことを和樹は振り返ります。

前編【出産後、育児から逃げ続ける夫の“言い訳”で、妻の怒りが爆発してしまったワケ】から続く、後編記事です。

出産後の妻が夫にキレた理由

妻の妊娠、そして退職をきっかけに大黒柱として会社での評価を得ようと奮闘する夫の和樹。嫌いだった上司にも媚びへつらうことで会社での評判を上げていきます。同時に主婦として家にいる雪穂への態度が横暴になったばかりか、出産後も子育てに対して意欲的になれないまま。

けっきょく和樹と雪穂はすれ違いが続き、雪穂は子どもを連れて家出します。

あるとき、和樹は同僚に雪穂が帰ってこないことを打ち明けました。すると、雪穂と出産時期が近かった同僚の花田さんは、和樹が雪穂の変化や気持ちに寄り添えていなかったのではないかと指摘。

『僕と帰ってこない妻』#49(前編)より。漫画/ちなきち
-AD-

振り返ってみると、雪穂に育児を頼まれても逃げるように家事にばかり手を出す生活。まったく子どものお世話をすることはありませんでした。ある日、ついにそれを雪穂からそれを指摘されますが、「よくわからない人間が手を出すより、育児周りをサポートした方がいいのでは」と言い訳をします。

言い訳ばかりの和樹に、ついに「誰だって最初はわからない。二人の子どもでしょ!」と激怒する雪穂ですが、それに対して和樹のリアクションは……?

それでは続きをご覧ください。

漫画/ちなきち