2022.08.17
# 事実婚 # 結婚

「事実婚」を30年続けてきたFPが、「事実婚のメリット」を全力でお伝えします…!

30年にわたって「事実婚」を続けてきたFPの長野郁子さん。事実婚にはどんなメリットやデメリットがあるのかを解説してくださっています。【前編】「30年間「事実婚」を続けたFPが、人生を通じて学んだ「事実婚のメリットとデメリット」」では、事実婚のデメリットについて見ましたが、以下では、そのメリットや実務について詳しく解説します。

対等な関係を作りやすい

〈事実婚のメリット〉

●対等な関係に近づく

法律婚で相手の姓になると否応なく「家」が絡んでくる。もちろん戦後の民法改正で家制度がなくなり、姓は家ではなく個人の呼称となった。また、最近は結婚難なのであまり前面には出てこないが、それでも相手やその親から、嫁や婿という家に従属した役割を多かれ少なかれ期待される。

〔PHOTO〕iStock
 

その点、事実婚は互いの戸籍は独立し、一方が相手の家に入る形にはならないので、精神的に独立した対等な関係を作りやすい。ただ「作りやすい」だけで、事実婚を選択すれば、そのまま対等な関係になれるほど人間関係は単純ではない。互いに経済的、生活的、精神的に完璧に自立している者どうしならいざ知らず、大抵は共稼ぎであっても給与の多寡があるし、生活能力にだって差がある。

まして扶養家族(子供の)がいたり、商売がうまくいかなかったり、リストラにあったり、病気やけがに合ったり後遺症が残ったりするかもしれない。そんなデコボコのときでも、相手を認め、助けあえる対等な関係は互いに意識して作り上げていくしかない。事実婚の選択はその入り口だと思う。

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