「お絵描きAI」Midjourneyの画力と創造性を試してみた!

どんな絵をどう描く? 著作権は?

「起爆剤」の登場

SNSなどでいま、「AIが描いた絵」が急速に拡散しはじめている。

AIに絵を描かせる研究そのものは以前から存在したが、無料で試すことができ、かつ質の高い絵が生成される「Midjourney」の登場が起爆剤となった状況だ。

AIが描く絵にはどんな特徴があるのか、そして、今後どのように使われていくのかを考えてみたい。

どんな絵が描けるのか

まずは、Midjourneyでどんな絵が描けるのかを試してみよう。

Midjourneyはクラウドサービスだが、ウェブではなく、「Discord」という別のサービスを介して使用する。Discordとは、テキストチャットや音声通話などができるコミュニケーションツールで、おもにPCでゲームをする人々を中心に広まった。現在は10〜20代での利用が拡大している。

Midjourneyは、Discordの上で動く「Bot」になっている。Botとは、テキストや音声などの入力を受けて処理をし、その結果をメッセージなどの形で返すソフトのことで、最近は飲食店の予約などにも使われている。

Midjourneyの場合には、ユーザーが「描きたい絵の内容や特徴」を文章の形で伝え、それに合わせてMidjourneyが絵を描く……というスタイルだ。

この、絵を描く作業を「ジョブ(Job)」という。無料のお試しの場合には25ジョブ分が与えられ、試行錯誤して絵を描かせるたびに残量が減っていく。月額料金制の有料プランでは、使えるジョブの量や処理の優先度が与えられる。今回は、月額10ドルの「Basic」プランを利用した。

「青い表紙の科学本を読む女性」を描いて!

Midjourneyは現状、英語でのみ展開されている。したがって、メッセージなどもすべて英語であり、絵を描かせる命令も英語で与える必要がある。

たとえば次に掲げるのは、「青い表紙の科学に関連する本と若い女性」(blue-backed science related book with young woman)という命令で描かせたものだ。

【写真】「青い表紙の科学に関連する本と若い女性」「ブルーバックス」にあわせ、「青い表紙の科学に関連する本と若い女性」を描かせてみたら、かなり魅力的な絵ができた

なかなかの雰囲気を醸し出してくれているが、Midjourneyはこのような絵を、どんなプロセスを経て描くのだろうか。

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