2022.08.18
# 裏社会

元信者が明かす、統一教会の「関連団体」の驚きの実態…「勧誘手法」「選挙協力」はこうなっていた

「友好団体」が無数にある

統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と関わっていた政治家が全国的に続々と発覚する中、当の教団は田中富広会長が8月10日に都記者会見をおこなった。

「当法人が霊感商法を行ったことは過去も現在もない」と、巷間、問題視されている点について真っ向から否定し、政治家との関係については「私たちの法人と、友好団体それぞれにおいて関わり方は異なる」と答えた。

実のところ、統一教会で厄介なのが、無数にある「友好団体」に枝分かれしていることだ。何か問題が起きても家庭連合本体の直接的な関与でなければ、「それは統一教会の問題ではない」と言いきられてしまう。多くの政治家が「今後は社会的に問題となる団体とは関係しないようにしたい」と曖昧に答えているのも、その逃げ道を意識したものだろう。

新たに発足した岸田内閣のメンバーも関連団体との関係が取り沙汰されている〔PHOTO〕Gettyimages
 

判明しているだけでも100を軽く超える関連団体については、関係があっても「統一教会とは知らなかった」と言い逃れができてしまう。だから決して「関連団体とも一切、関わりを持たない」とは言いきらない。

関連団体は、天宙平和連合や世界平和青年連合、世界日報社、原理研究会など、すでにメディアに主要なものが取り沙汰されているが、それはごく一部にすぎず、ネット上で羅列された数十の団体名もまた氷山の一角である。

問題になっている政治家との絡みも、本体の「世界平和統一家庭連合」と名乗ったもののほうが少ないほどで、全国紙の政治記者からは「ある議員の選挙の応援で入り込んだ信者たちの所属が、インターネットで検索してもまったく出てこない名の新設グループだった」という話も聞かれた。

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