プーチンが金正恩を絶賛するあまり「巨大な北朝鮮」になりつつあるロシアの末路

彼は欧米に対抗する方法を誤った

プーチンと金正恩

ロシアと北朝鮮の関係が改善されている。

北朝鮮は7月13日、ウクライナからの独立を宣言したルガンスク人民共和国、ドネツク人民共和国を国家承認した。両国を国家承認したのは、ロシア、シリアに次いで3番目になる。

これは、プーチンにとって、とても大きな出来事だった。というのも、ロシアの傀儡国家ルガンスク、ドネツク人民共和国を承認したい国は、ほとんどいないからだ。

ロシアの「事実上の同盟国」といわれる中国も、国家承認を拒否している。ロシアの戦争に全面協力しているベラルーシも、承認していない。だから、金正恩の決断は、プーチンを大いに喜ばせた。

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8月15日は、日本にとって「終戦の日」だが、北朝鮮では「祖国解放記念日」と呼ばれている。プーチンはこの日、金正恩に書簡を送った。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)によると、プーチンは書簡の中で、「両国が共通の取り組みにおいて、包括的かつ建設的な二国間関係を拡大する」ことに前向きな姿勢を示した。

 

プーチンはまた、「関係緊密化は両国の利益となり、朝鮮半島と北東アジア地域の安全保障と安定の強化につながる」と述べたという。

そして、金正恩も同じくこの日、プーチンに書簡を送っていた。

KCNAによると、金は書簡の中で、両国の戦略的・戦術的協力、支援、連帯は、敵対する軍事勢力の脅威と挑発をくじくための共通の努力として、新しいレベルに達していると述べた。

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