2022.08.26

ビットコイン「大暴落」で、仮想通貨は「もう死ぬ」…! “阿鼻叫喚”の現場で起きている「ヤバすぎる現実」…!

仮想通貨が瀕死へ…

ビットコインをはじめ暗号資産はまさに冬の時代を迎えている。

8月9日、世界最大手の米コインベースは、2022年第2四半期(4-6月期、以下「Q」)の純損失が10.94億ドルだったと発表した。

総取引高が2,170億ドルと、第1Q(1-3月期)の3,090億ドルから3割ダウン、21年第2Q(4-6月期)の4,620億ドルから半分以下に落ち込み、厳しい決算だった。

この決算は、市場予想(5.4億ドルの純損失)を大きく下回る内容だったことから、コインベース株は投げ売り状態となり株価は大きく下落したのだ。

ビットコインの暴落で暗号資産業界は大波乱 Photo/gettyimages
 

世界最大手でもこの惨状なのだから、日本の暗号資産交換所は大丈夫なのだろうかと心配になってくるが、まずはいま世界の暗号資産業界の瀕死の状況を説明しておこう。

暗号資産全体の時価総額は、6月19日、1兆ドルを多く割り込む8000億ドル水準まで落ち込んだ(Coin Market Cap)。

現在は、1兆ドル台を回復しているが、時価総額トップのビットコインは2万ドル台で推移しており、昨年11月につけた過去最高値67,566ドル(Coin Market Cap)の3分の1ほどの水準だ。

これにともない、アメリカでは関連企業の破綻が相次いでいる。

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