2022.09.23
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女優・竹内結子さん まもなく三回忌で見えてきた…彼女が落ちてしまった「死へと至る道」

週刊現代 プロフィール

「目の奥に強い意志を感じた」

竹内さんはNHK朝ドラ『あすか』('99年)の主役を射止めて以来、人気女優として着実にステップアップしてきた。

コラムニストで作家の中森明夫氏が言う。

私は竹内さんがデビューした16歳当時にインタビューしましたが、目の奥に強い意志を感じたことをよく覚えています。

彼女はトレンディドラマの時代が終わり、身の丈に合ったドラマが人気を集めた'00年代に最も活躍した女優です。竹内さんには美味しそうに食べて、笑っているイメージがありますよね。隣にいてもおかしくない庶民的な雰囲気でありながら、強い輝きを放っていました

 

20代から30代前半まで、ドラマでは『ランチの女王』(フジテレビ)、『プライド』(フジ)、『薔薇のない花屋』(フジ)、映画では『黄泉がえり』『いま、会いにゆきます』などの大ヒット作で主役またはヒロインを演じてきた。

だが、キャリアを重ねたがゆえに焦りを感じていた面もあったという。

30代半ばからは、演技の評価は高くても数字だけでいうとヒット作に恵まれたとは言い難いんです。最後の連ドラ主演作となった『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』('19年・フジテレビ)は、平均視聴率6.8%でした。女優として責任感の強い彼女が思い悩んでいたのは事実でしょう」(民放テレビ局プロデューサー)

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