2022.09.03

King & Prince、Snow Man、SixTONES、なにわ男子…「メンバーカラー」がビジネスでも注目されている理由

続々とYouTubeに進出

ジャニーズの看板として君臨し続けたSMAPが2016年12月31日をもって解散し、嵐も2020年12月31日に活動休止しました。その一方で、King & Prince、Snow Man、SixTONES、なにわ男子などがメジャーデビューを果たし、新たな世代も活躍しています。

日本では、CD販売枚数は1998年をピークとして減少し続けています。ジャニーズのアイドルグループのシングルCDで、ミリオンセラーを達成したのは、SMAP、KinKi Kidsなどの18作品。KAT-TUNの『Real Face』(2006年)以降、ミリオンセラーが途絶えていましたが、2020年に発売された嵐の『カイト』、SixTONES vs Snow Man名義で発売されたスプリット・シングル『Imitation Rain / D.D.』でミリオンセラーを達成しました。

日本レコード協会が2022年4月に発表した「音楽メディアユーザー実態調査」によると、44.9%もの人が「音楽を聴きたい時にはYouTubeを使う」と答えています。ジャニーズのアイドルグループも、YouTube、Instagram、TikTokなどに公式チャンネルを設置し、独自のコンテンツを配信しています。これらのグループのYouTubeチャンネル登録者数を見てみましょう。(2022年9月2日現在)

King & Prince:122万人
Snow Man:191万人
SixTONES:173万人
なにわ男子:149万人
photo by iStock

『シンデレラガール』(2018年)でデビューしたKing & Princeは、ジャニーズ屈指の王道派アイドル。Snow Manはスタイリッシュで、ハイレベルなパフォーマンスでファンを圧倒します。SixTONESはワイルド系、セクシー系のビジュアルで、カリスマ性をアピールしています。『初心LOVE(うぶらぶ)』(2021年)でCDデビューを果たしたなにわ男子は、キラキラ王子様系のビジュアルでファンを魅了します。

この若手4グループはグループとして個性的なだけでなく、個々のメンバーも多才で、音楽やダンスだけでなく、俳優やMCなど、さまざまな分野で活躍しています。グループによっては、テレビやラジオの冠番組もスタートしており、グループやメンバーのさまざまな魅力に接することができます。

  • 『成熟とともに限りある時を生きる』ドミニック・ローホー
  • 『世界で最初に飢えるのは日本』鈴木宣弘
  • 『志望校選びの参考書』矢野耕平
  • 『魚は数をかぞえられるか』バターワース
  • 『神々の復讐』中山茂大