フリーアナウンサー、VERYモデルとして活躍する青木裕子さんは、8歳と7歳の2人の男の子の母。子育ての正解ってある? 教育ママじゃダメ? 子どもにとって“本当にいいこと”って? などなど、本連載では青木さんが子育てをする上で日々感じているアレコレを、「子どもの教育」をテーマにしつつ徒然なるままに語っていただいています。
今回は、11月に本番を迎える小学校受験に向けて、二人のお子さんそれぞれの小学校受験を経験した青木さんの経験談を綴っていただきました。小学校受験は未就学児の受験ということもあり親の参加が不可欠ですが、青木さんご夫婦はどのように協力しあい、どう分担したのでしょうか。振り返っていただきました。
9月30日(金)にはFRaUwebにて青木さん登壇の『小学校受験ウェビナー』も開催。コロナ禍の試験で気をつけるべきこと、子どものマスク、当日の服装、親のメイクなど、意外と知らない細かいことまで、小学校受験経験者の青木さんだからこその目線で、2000人の子どもたちを指導し名門小学校に導いた実績のある大原英子先生に質問します。
知って得するリアルなお受験ウェビナー、お見逃しなく!
※ウェビナーは有料です。申し込みは本記事の最終ページから可能です。
ありがたい、“楽観的”な夫の存在
小学校受験の話をすると、よく「ご主人は受験に賛成でしたか?」とか、「受験対策をご夫婦でどう分担されていましたか?」と聞かれる。
また、この連載をしていて、夫がなかなか登場しないなあと、自分で思うことがある。我が家では、子供の教育における、また、もっと限定的に、小学校受験における夫の役割って、どんな感じだっただろう。と、改めて考えてみましたので、書いてみます。

結論から言うと、教育に関して夫は確固たる理念を持つタイプではない。と言っても、無関心というわけではなく、なんていうか、楽観的というか俯瞰的というか、そういった視点を持っている人なのだと思う。
いつも「何とかなる」という気持ちがどこかにあるのか、自身を客観的にとらえることに長けているのか、夫は、私と違ってぶれない。自分を大きく見せようという意識がないので、私のように「ちゃんとした親にならなきゃ」と必要以上に焦ることもない。
突っ走り型の私にとってそんな夫の存在はありがたい。