2022.09.13
文在寅が「わだかまりがある」と…! 韓国で大注目「文在寅会談」の“ヤバすぎる中身”と、韓国経済「ウォン高、物価高の地獄」の末路…!
韓国でいま再び「文在寅」が注目されている――。
韓国ではこのほど李在明(イ・ジェミョン)議員が、「共に民主党」の新任代表に選出されたのだが、その李氏が文在寅氏を表敬訪問をしたことがきっかけだ。
もともとみずからに非友好的な「非明」(非李在明)系の主軸である、親文在寅グループと融和していきたいという狙いだが、私邸で応対した文在寅氏は融和の姿勢を見せながらも「わだかまりはある」と語るなど、牽制して見せたのだ。
そんな“私邸会談”ではいったいどんな会話が交わされたのか、そして韓国政界はどこへ向かおうとしているのか、そしていま再び文在寅氏が「キーマン」として浮上してきたことは何を意味するのか――最前線をレポートしよう。

「77.77%」という圧倒的な得票率
李在明議員が、「共に民主党」全党大会で新しい代表に選ばれたときは、「オデミョン(どのみち代表は李在明)」という新造語が出るほど、77.77%という圧倒的な得票率を見せた。
前回の大統領選挙や相次いだ地方選挙の敗北責任論を掲げた党内の反発は、「ケタル(改革の娘)」と呼ばれる強力な支持層の声に埋もれてしまった。
だが、民主党の主要支持地域だった湖南地域の投票率が35%に過ぎなかったということは、親李在明勢力を除いた全般的な党内世論が「代表李在明」の「政治的商品性」について懐疑的なうえに、批判的であることを如実に示している。