医師からの「優しい一言」に思わず目頭が……
「気持ちが落ち込んじゃって、プレ更年期かもしれないから、婦人科に行ってくる」と夫に伝えると、「え? それ、俺がいなかったストレスじゃないの??」とギョッとした顔。
確かに、ドラマの撮影と6月の単独ライブの準備で、春からほとんど家にいなかった夫。ただ、家にいたって「俺に期待するな!」と宣言されているわけで、結局、夫が家にいても、いなくても、イライラはするものです。
そんな夫に送り出され、久々の婦人科。
緊張しながら診察室に入ると、私の記入した問診票を先生がチェックしながら
「あら~、3人とも男の子? それだけでも大変じゃない……母もやって妻もやって、そりゃあイライラするわよ」
不意にかけられた、その優しい言葉に、胸がつまり涙が出そうになりました。

って、いやいや私、泣く程日々頑張っていないよね。
隙あらば手を抜こうとしているし、夕食にスーパーのお惣菜が並ぶことは珍しくなく、我が家の子供たちにとってiPadは必需品です。
結婚してから今日まで、家族に全力で向き合ってきました! なんて、決して言えたもんじゃありません。
それなのに、こんな気持ちになるなんて……これこそがプレ更年期? 女性ホルモンの仕業なのか!?
そんなことを思いながら、グッと涙を飲みこみ、その日は採血と、血の巡りを良くするという漢方薬を処方され帰宅しました。