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名門灘校→模試D判定から“塾ナシで現役東大合格”の起業家が考える「勉強する意味」
2022.09.11

後編

名門灘校→模試D判定から“塾ナシで現役東大合格”の起業家が考える「勉強する意味」

名門私立校である灘からMIT(マサチューセッツ工科大学)を経て、起業家として活躍する前田智大さんは、偏差値主義である日本の受験や教育に危機感を持ち、子ども向けオンライン学習サービス「スコラボ」を展開している。共同経営者の趙 慶祐さんも、前田さんと同じく灘出身。卒業後は東京大学に進み、前田さんの誘いを受けて共に起業したという。

FRaUwebが主催する『FRaU SDGsこどもプレゼンコンテスト2022』に際して開催したウェビナーに登壇し、幼少期の習い事や、塾での勉強法、親との関わり方にいたるまでお話ししてくださった2人。勉強ばかりしていたわけではなく、実は恋愛に夢中だった時期などもあったなど、エピソード盛りだくさんだった内容の一部を記事にして掲載。

前編の幼少~中学受験エピソードに続き、後編では灘校時代に培われた様々な“力”、勉強法や大学受験の塾事情、そして対談中に行われた“受験教育”にまつわる質問コーナーを一問一答にまとめ、お届けする。

前田智大/株式会社Mined代表取締役
中学受験で灘中学校に合格。灘高等学校進学後、大学受験は東京大学とマサチューセッツ工科大学にダブル合格。進学はマサチューセッツ工科大学 電子工学部へ。MIT Media Lab修士課程を卒業後、起業。日本と海外の学習環境を肌で感じ、それぞれの良さと今後の課題を実感。それを軸に、子ども達へ伝えていきたい“学び”の楽しさを、自身の展開する子ども向けオンライン学習サービス「スコラボ」に投影し、現在に至る。
趙 慶祐/株式会社Mined COO
中学受験で灘中学校に合格。灘高等学校進学後、大学受験では東大理科II類に合格。東京大学大学院 薬学修士(課程?)を経て、Minedを前田さんと共同創業し、現在は子ども向けオンライン学習サービス「スコラボ」を展開中。

学ぶことの楽しさを教えてくれた灘の恩師たち

FRaU:中学受験に成功されて、灘中へ入学。その後はどんな学生生活でしたか?勉強についていくのは大変でしたか?

前田:灘は、入学してから最初の学期は“受験お疲れさんモード”。明らかに小6でやってきた勉強の密度にくらべると、ゆるゆるなんです。そしてみんなサボり出す(笑)。だから、ちゃんと授業を受けていれば、遅れることは無いです。1日1時間、勉強していたくらいでしょうか。

Photo by iStock

趙:先生方も「まずは学校に慣れていくこと」と「コミュニティづくり」を考えてくれていたのかなと思います。

前田:学年主任の先生が「灘は、入学したときの成績と卒業するときの成績に、相関関係は無い」と言っていました。今思うと、これは“安心しろ”と言いながらも、“成績がいいからといって偉いわけではない”、というメッセージだったのかなと。

趙:前田はちゃんと教科書を読んでましたね。

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