日本のデジタル化は、一向に進展しない。とくに問題なのは、プリンターなどの機器を使わないと完了できない「中途半端なデジタル化」を、相手から求められることだ。デジタル庁は、こうした事態を改善するために動くべきだ。
デジタル庁発足から1年経ったがデジタル化は進まない
デジタル庁が昨年9月1日に鳴り物入りで発足した。それから1年が経つ。この間に、日本のデジタル化は未来にむけて前進しただろうか?

1年前には、デジタル庁についてのニュースが連日のようにあり、日本もようやく変わるのかという期待があった。しかし、最近では、デジタル庁は、ほとんどニュースに登場しない。
日本のデジタル化の歩みは、止まってしまったのではないだろうか? いや むしろ、後退しているのではあるまいか?