月500時間労働、時給340円…コンビニ雇われ店長が明かす「過酷すぎるコンビニの日常」

飲み物を並べてる巨大冷蔵庫の裏側はどうなっているのか?
なぜ廃棄弁当を食ったらいけないのか?
おにぎり100円セールで売れるのは何か?
商品が当たるくじ引き企画の目的は?

コンビニ業界の裏側がすべて分かる――コンビニ経営ギャグ漫画『魔王様は結婚したい』がSNSで話題を集めている。元コンビニ店長である作者・諏訪符馬さんが執筆するコンビニ経営の過酷さと、逆異世界転生がフュージョンする問題作。本記事では、ブラック過ぎて脳内から消していたと振り返る当時の記憶を、諏訪さん自身に語ってもらった。

『魔王様は結婚したい』(諏訪符馬)
 

月500時間労働、時給340円の日々

初めまして、漫画家の諏訪符馬と申します。

実は私、5年ほど前まで某コンビニチェーンで店長をやっておりました。といっても本部に勤務していたわけではありません。数店舗コンビニをFC(フランチャイズ)経営している会社の社員だったので、雇われ店長ですね。

思いおこせば、あの頃は1日18時間働いていました。

休みは週に1日ありましたが、その日も発注を任せられるアルバイトがいないから、発注をしに店へ出ていました。発注だけですめば2~3時間で帰れますが、だいたいその間に店長が必要になる出来事が起きて、働き続けることになります。

『魔王様は結婚したい』(諏訪符馬)

そもそも、その休みの日にアルバイトが来られなくなったりしたら、店に立ち続けることになります。要するに、休んだ記憶はありませんでした。

月に26日18時間働き、残りの4日は少なめに8時間くらい働いたとすると、ちょうど月に500時間働いていたことになりますね……。あまり考えないようにしていたのですが、時給計算するとどうなのか、あらためて計算してみることにします。

当時の手取りは月17万円くらいでした。すると時給340円となります。やっぱり計算しなければよかったです……。

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