2022.09.21
# 週刊現代 # 医療・健康・食

痛みはすべて「脳」から来ていた…首の激痛が治る「びっくり脳トレ」

苦痛の解消法16個を一挙紹介
前編『インドの秘法「アーユルヴェーダ」で激痛を緩和…壊れた肩を1ヵ月で軽くするコツ』に続き、本稿では首の痛みの解消法について紹介する。

脳トレで側坐核を活性化

「私のクリニックには、『病院に行って薬を飲んでも首の痛みが治らない』『ストレッチやマッサージをしても痛みがぶり返す』と訴える患者さんがいらっしゃいます。そうした方々には、『脳トレ』を試してみるように勧めています」

こう語るのは、整形外科医でフェリシティークリニック名古屋院長の河合隆志氏だ。

首の激痛が脳トレで治る――。意外に思う読者が多いかもしれないが、これにはちゃんと医学的な理由がある。河合氏は、「椎間板や骨などに損傷がないか調べることは必要」と前置きした上で、次のように解説する。

「痛みはすべて脳で認識しています。肉体的に損傷がないのに痛みを感じるのは、脳に不具合が起きている証拠。より正確に言えば、痛みをやわらげる働きがある側坐核という部位が機能しなくなっているのです」

Photo by iStock
 

詳しく説明しよう。人は、患部から脳に信号が送られることで痛みを感じる。この信号をキャッチするのが脳の扁桃体という部分だ。ときに扁桃体は、患部が治っても痛みの信号を受け取ったと勘違いすることがある。この「誤作動」を元の状態に戻す働きをするのが側坐核なのだ。

「側坐核の働きを活発にするのがドーパミンという脳内物質です。これは達成感などを覚えたときに放出されます。つまり、脳トレで側坐核を積極的に活性化させて血流を促すことで、痛みは緩和されるのです」

脳トレは本やスマホを使うため、下を向いて行うイメージがあるかもしれない。しかし、首が痛い人にとっては、頭の重みを首だけで支えるような姿勢は避けたい。決して首に負担がかからない脳トレを紹介しよう。

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