国会議員としての「ガーシー」こと東谷義和氏（50歳）の戦略は、「僕は必殺仕事人」政治家・ガーシーが掲げる“選挙改革”と“打倒自民党”でみてきた。だが、東谷氏は単なる政治家になったわけではない。夜の街で暗躍し、さらにSNSに登場してから広がった「人脈」によって、ガーシーは常識破りな「次の一手」を打つことができるのだ。
「紳助さん」の激励
国会議員となったユーチューバー「ガーシー」こと東谷義和氏（50歳）は、総理を「岸田！」と呼び捨てにするなど、政治家たちとの対決姿勢を鮮明にしている。
と同時に、芸能界や経済界への「殴り込み」も絶賛継続中。著書『死なばもろとも』も上梓し、自身のオンラインサロンやInstagramを舞台に新たな暴露を行っている。
そんな東谷氏の元には、昔から付き合いがある有名人から「ガーシー」の活動に魅せられたファンまで、様々な「仲間」が集まってきているという。東谷氏はその様子を「まるで水滸伝やな」と言う。
本人提供
「（島田）紳助さんには、頭が上がりません。参議院選挙に当選した時も、紳助さんから『びっくりしたわ。今は悪党だと思われてるやろうけど、黒を白に反転させるチャンスやで』と激励してもらいました。
そう言われてもダークな人間ですから、なかなかクリーンになることができない。紳助さんが僕の動画に出てきて説教してくれたら、僕は本当に白くなれるかもしれません」