2022.09.18

自民党が「大惨敗」した「沖縄県知事選」の“知られざる真相”…! 当事者たちが「候補者失敗」「予算脅し騒動」「保守分裂」の“本当のところ”を次々明かした…!

重苦しい「沈黙」

「すべては私の力不足。改めてお詫び申し上げたい」

佐喜真淳が敗戦の挨拶を終えたのは投票締め切りの午後8時からわずか5分後のことだった。

注目の沖縄県知事選は午後8時、現職の玉城デニーに「ゼロ打ち」で当確が出て、あっけなく幕を閉じた。

しかし、この結果は選挙戦が始まった時から予想されていた。

「前回の知事選では党本部が要請して各派閥から秘書が派遣されましたが、今回は派遣がなかった。また、前回は菅義偉官房長官(当時)が期間中に2回も現地に入るなど連日大物が応援弁士で駆けつけたが、今回は極めて限定的でした」(自民党関係者)

敗戦が決まり暗い表情の西銘前大臣(手前左)ら佐喜真陣営 筆者撮影
 

陣営が開票を見守る場所も、4年前は那覇市内のホテルを会場としていたが、今回は選挙事務所の一室。敗戦を見越してホテルの会場を用意しなかったのは明らかだった。

関係者向けに並べられた椅子は50ほどあったが、着席したのは半数程度と寂しく、熱気のなさを象徴していた。

8時ちょうどに「玉城当確」の情報が出ると、会場内には佐喜真本人が入ってくるまでの2分間ほど重苦しい沈黙が続いた。

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