2022.09.16
# ファーストフード # 外食

モスバーガーの社長が定番メニューにプラスする、意外過ぎる「一品」

社長めし(5)

ハンバーガーの専門店「モスバーガー」を全国および海外で展開するほか、摘みたて紅茶とワッフルのカフェ「マザーリーフ」、旬菜料理のレストラン「あえん」などをグループで運営するのが、モスフードサービス。年に社長に就任した中村栄輔氏(64歳)の食、そして経営へのこだわりとは?

毎週月曜日は、モスバーガーの商品を食べる

高校を卒業して大学進学のために東京に出てきたとき、初めてモスバーガーに入ったんです。今も覚えているんですが、食べながら「うまい」「これはうまい」「本当にうまい」って3回も言ったんですよ(笑)。そのくらいおいしくてびっくりして。ただ、このときは自分が後にこの会社に入るなんて想像もしていませんでした。ましてや社長になるなんて、夢にも思いませんでしたね。

食にこだわりがあるとすれば、「おいしいものが食べたい」です。毎週月曜日は、朝早くから会議が続く日なんですね。外に行く時間もない。でも、とにかくおいしいものが食べたいので、月曜日はモスバーガーを食べると決めています(笑)。限定メニューのキャンペーン商品を食べることが多いですが、モスバーガーやテリヤキバーガーなど定番品も食べます。

執務室で昼食をとる執務室で昼食をとる
 

モスバーガーのおいしさは、なんといってもパンと肉と野菜、そしてミートソースの絶妙なバランスがポイントです。

ちょっとお腹が空いているときには、セットに加えてモスチキンを付けようかな、と悩んだりもします。もうちょっと食べたいな、というときには、ホットドッグ、それもチリドッグあたりと合わせる、これがいいんです。

火曜日のランチは役員7人と「あえん」のお弁当などを食べながら、ランチミーティングをします。役員会議もあるわけですが、少し雑多な話もしたいね、とお昼の時間を設けています。

その他の日は駅近くのお店に社員と一緒に行ったり、出かけているときには話題になっている店や、おいしいといわれるところに可能な限り立ち寄ったりしています。どんな種類の食べ物でも、おいしければいい、というのが私の考え方です。あとは、ある程度、納得性のある価格が欲しいですね。高ければおいしくて当然だと思うので、これならまた食べたいな、という価格だとうれしい。

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