食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。音楽界の“グルメ番長”ホフディランの小宮山雄飛さんおすすめのうどん店をご紹介。名古屋の名店による東京初進出店です。

小宮山雄飛さんのおすすめグルメ一覧▶︎

 

名前も食べ方も独特な名古屋の老舗うどん店

「名古屋のうどんの名店が満を持して東京に出店しました!」

雄飛さんオススメのお店は「長命うどん 東京本店」。1913(大正2)年に創業した老舗です。本店で修業した方だけがのれん分けを許され、愛知県に数店舗あり。同店は県外初の店として、2022年4月にオープン。

店主の小谷千賀子さんは本店で半年修業。老舗の味を習得しました。

「名物は、複数の麺類のコンビネーション。うどんと蕎麦を一緒に食べられる『うそ』など、名前も見た目もインパクトのある一杯を楽しめます」

「う」はうどん、「中」は中華麺、「そ」はそば、「き」はきしめんというように、ひとつの丼にそれらを盛り込むことができるのです。

食べ方も多彩。温かいお出汁の「かけ」、温かいお湯に浸かった麺をつけ汁につけていただく「ゆつき」、冷たいお出汁の「ころ」、冷水に浸かった麺をつけ汁につけていただく「冷やし」、汁なしの温麺につけ汁をかけていただく「温ぶっかけ」、汁なしの冷麺につけ汁をかけていただく「冷ぶっかけ」があります。

例えば、うどんと中華麺を選ぶと店内には「『う中』入りました!」と声が飛ぶ。麺の量は「並」と呼ばず、「小」や「大」と言います。

その理由は「『小う中入りました!』『大う中入りました!』と言いたいために、並と呼ぶのをやめたそうです」と小谷さん。ちなみに一般的な並が小で、その量は200gあります

店主の小谷千賀子さん。