2022.09.20
# マンガ

【マンガ】打ち切りの恐怖、ヒット作への嫉妬…漫画業界を取り巻く「リアル」が衝撃的だった…!

漫画家になるための「段階」

漫画家になるには、伝統的な“段階”がある。まずは漫画を出版社に持ち込み担当編集者についてもらう。そして読み切りを描き、賞を取り、連載の企画を練って会議を通すと連載が始められる。しかしそこから10年も漫画だけで食えるような人気作家はほんの一握り…。その裏には数多の嫉妬や葛藤が渦巻いている。今やSNS等を通じて出版社や編集者を介さずとも作品を発表することができるようになったからこそ、こうした“段階”には疑問の声も上がる。

『カスミ荘の漫画家志望達』(原作:うらたにみずき/漫画:大野そら)

そんななかSNSを中心に注目を集めている漫画が『カスミ荘の漫画家志望達』(原作:うらたにみずき/漫画:大野そら)だ。才能がある者、努力する者、まだ本気を出してないだけと嘯く者――彼らはみな漫画家を志し、その伝統的な枠組みの中に入ろうともがき続ける。現在の漫画業界へのアンチテーゼともいえる内容は読者に衝撃を与えてきた。

 

あらすじを見てみよう。

「カスミ荘」。それは、漫画家を目指す若者達の集う格安シェアハウス。そこに住むのは5人の男女。ゲームばかりしている自称「ラブコメの名手」、彼氏が複数いる少女漫画家志望、19歳でメジャー誌の賞を獲った女の子、その子に恋をするネガティブな青年、現在無職の打ち切り漫画家……。切磋琢磨しながら日々を過ごす彼らだったが、実はこの家にはある秘密があった――。

『カスミ荘の漫画家志望達』(原作:うらたにみずき/漫画:大野そら)単行本第1巻が9月20日より発売

関連記事